『「BasicRobo」CSVからデータを抽出する』

店舗の売上情報や顧客情報など、Excelからデータを大量に抽出し、WEBサービスにそのデータを登録する場合があると思います。このようなときに有効な方法を紹介します。

上記のCSVデータは、一ヶ月分のカード利用明細になります。仮にこのデータを確定申告または帳簿のために、会計ソフトへ手入力すると

Typeの作成

カード情報を取得するための型を3つ作成します。

  • date(short text)
  • content(short text)
  • price(number)

Typeの作成方法がわからない方はこちらをご参照下さい。
作成したTypeをロボットに読み込めば下準備は完了です。

CSVファイルの読み込み

ループ処理

データの抽出

 

『「BasicRobo」Webサイトから必要な情報を取得しよう!ーループ処理ー』

今回はWeb上のテーブル内の行データを一括で取得するためのループ処理を説明する内容になります。

Web上に記載されている文字列の抽出方法は下記を参照下さい。
『「BasicRobo」Webサイトから必要な情報を取得しよう!ー文字列を抽出するー』

では、実際にループで取得するテーブルのデータをみていきましょう。


赤枠内の「日、月、火、水、木、金、土」をループで取得します。

ループ処理


「日」のセル内で右クリックを行い、Loop > For Each Table Column > Include First Columnを選択します。
For Each Table Columnはテーブル内のセルの値を左から順番に取得するループ処理です。これを利用して、テーブル内のデータを抽出します。

データの抽出


次に「日」のセル内でExtract > Text > information.weekを選択します。その結果「日、月、火、水、木、金、土」の値がループで選択されていることが確認できます。最後に、ステップエリアからDesign Studioに値を返す「Return Value」を挿入し、デバックを行います。

「日、月、火、水、木、金、土」の値が取得されていることが確認できます。以上がWeb上のテーブル内の行データを一括で取得するためのループ処理の手順になります。

『「BasicRobo」抽出したデータをCSVに出力する』はこちら

『「BasicRobo」Webサイトから必要な情報を取得しよう!ー文字列を抽出するー』

今回はWeb上に記載されている文字列を抽出するために、ロボットにTypeを読み込ませる方法についてお伝えします。

RPAロボットの構築に必要な、プロジェクトの作成、Typeの作成、Attributeの追加方法については下記を参照ください。
『「BasicRobo」Webサイトから必要な情報を取得しよう!ー事前準備ー』

Typeの読み込み


画像の「Variables」エリア(※赤枠)内で右クリックをして、「Add Variables Of Complex Type」を選択します。次に、作成しておいたType「infomation」を選択します。これにより、ロボットが取得した情報を取得・出力することが可能になります。次にWeb上の文字列を抽出しましょう。

文字列の抽出


「2018」(※緑枠)を右クリックし、Extract > Text > New Variables Of Complex Type > information > information.yearを押します。これにより、information「Type」のyearに「2018年」が格納されます。


また、Design Studioのステップエリア内に「Extract Year」というステップが追加されているのを確認できます。

以上が、ロボットにTypeを読み込ませ文字列を抽出する手順になります。

ループで値を取得する方法はこちら

『「BasicRobo」Webサイトから必要な情報を取得しよう!ー事前準備ー』

今回はRPAロボットの構築に必要なプロジェクトの作成、Typeの作成、Attributeの追加方法についての手順を紹介します。

早速ですが、対象のWebサイトをみてみましょう。

図表は東京の3月の天気情報を示しております。この中から下記情報を格納するための器(Type)を作成していきます。

  • 天気
  • 最高気温
  • 最低気温

まずは、Design Studio内にプロジェクトを作成しましょう!

プロジェクトの作成手順

Design StudioのツールバーからFile > New Projectを選択します。

New ProjectウィンドウのProject NameとProject Locationに任意の名前と保存場所を設定し、「Finish」ボタンをクリックします。

プロジェクトが作成されていることを確認できます。次に天気情報を格納するための受け皿(Type)をつくりましょう。

Typeの作成手順

Design StudioのツールバーからFile > New Typeを選択します。

Type nameに「information」と名前をつけて、「Finish」を押します。

Typeが作成されていることを確認できます。次に、データ型の属性を規定するAttributeを追加しましょう!そもそも、何の情報を取得・出力するのかを振り返ってみましょう。

  • 天気
  • 最高気温
  • 最低気温

この情報のデータ型の属性を決めることにより、ロボットが情報を取得・出力することができます。下記のデータ型の属性をDesign Studioで設定を行います。

Name Attribute Type Comment
year Short text 年を一時的に格納します
month Short text 月を一時的に格納します
date Number 日を一時的に格納します
weather Short text 天気情報を一時的に格納します
min_tempature Short text 最低温度を一時的に格納します
max_templature Short text 最高温度を一時的に格納します

Attributeの追加手順

「information」Type内の「+」ボタンを押して、全Attributeの追加を行います。

Attributeの追加が完了しましたら、ロボットのを作成します。

ロボットの作成手順


Design Studio内の「weather」プロジェクトを右クリックをして、New > Robotを押します。

Robot nameに任意の名前を入力し、NEXTボタンを押します。

次に該当する下記サイトを「Enter the URL the robot should start from」に入力し、ページを読み込みます。

https://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410.html?c=2018&m=3

すると、Design Studio内に検索サイトのページが読み込まれ、その上にはLoad Pageとか書かれたオブジェクトが配置されていることがわかります。以上が、ロボットをつくる上での事前準備になります。

文字列を抽出する方法はこちら

「BasicRobo」の環境設定

今回はKapowKatalyst(※1)をインストールし、ロボットを動かすための環境設定をしていきましょう!

(※1)KapowKatalystとは各種ソリューションの組み合わせにより、業務の自動化を実現するサービスの総称を意味し、BasicRoboと同じ意味で使われております。

「BasicRobo」とはなんぞやという方は、RPAツール「BasicRobo」の仕組みをお読み下さい。

早速ですが、「BasicRobo」の環境設定を進めていきましょう!
今回は開発環境での環境設定を前提に進めます。

ソフトウェアのインストール

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ウィザードに沿ってインストールします。インストール時には特別な設定は必要ないので、デフォルトのままインストールしてください。

初期設定

スタートメニューから「Design Studio 10.x」を開き、Design Studioを起動します。

「Windoewsセキュリティの重要な警告画面」が表示される場合には、全てのチェックボックスをONにして「アクセスを許可する」をクリックします。【画像挿入予定】

※ 複数のネットワークでDesign Studioを使用する場合、チェックされていない環境での通信がWindows Firewallによって守られ、エラーが発生することを防ぐための設定です。

ライセンス設定

Design Studioが立ち上がると初回のみ「End User License Agreement」 画面が表示されます。内容をご確認の上「I AGREE」をクリックします。【画像挿入予定】

「Enter License Information」 ウィンドウが表示されたのち、事前に配布されたライセンス情報を画面に入力し、「OK」をクリックします。

下記の画面が表示されればインストール完了です。

以上が「BasicRobo」開発環境の設定となります。簡単ですよね?
細かい設定については、実際にロボットを作成しながら、学んでいきましょう!

RPAソフトウェア「BasicRobo」の仕組み

RPAに興味を持った、そこのあなた。しかし、ネットで情報を探してもなかなか情報が落ちていない。その悩みを解消すべく、
巷で噂のRPAソフトウェア「BasicRobo」の仕組みを紹介していきます。

「BasicRobo」とは

そもそも「BasicRobo」とは一体何者なのでしょう?
「BasicRobo」とは人間が行うデスクトップ画面上の操作を特定のルールに基づいて、自動化させるツールの事を指します。

「BasicRobo」の仕組み

BasicRoboは大きく分けて5つのソフトウェアで構成されてます。

  1. Design Studio
  2. Development Database
  3. Management Console
  4. RoboServer
  5. RoboServer Setting

Design Studio


Design Studioとはロボットを作成するための統合開発環境です。ロボットの作成にかかわる全てのことはDesign Studioで実施することができます。Design Studioの機能は大きく分けて、3つあります。

  • ロボットの作成
  • Typeの作成
  • ロボットのデバック

ロボットの作成

Step

Typeの作成


Typeとはプロセスの実行に必要なデータ項目の事を指します。例えば、Yahooオークションで商品を自動登録するロボットを作成する場合はログイン情報、商品情報(商品名、日付、商品説明)が必要となります。このデータ項目をTypeと呼び、それをDesign Studio内でTypeを作成することができます。また、Type内にAttributeという属性を追加することにより、ロボットがデータの抽出・出力をすることが可能となります。

Attribute


Attributeとはロボットの入出力時に必要とする、データの受け皿をつくるものになります。例えば、Yahooオークションで出品するアイテムの属性は「Short Text」、金額は「Number」というようにロボットがどのようなデータであるかを判断するための材料となります。

ロボットのデバック


作成したロボットの動作確認を行い、バグ・欠陥を洗い出す機能になります。以上の4つがDesign Studioの機能となります。

Development Database

Development Databaseとはロボットが取得した情報を一時的に格納する場所の事を指します。Design Studioとは異なり、コンソール上での操作となります。

Management Console

ロボットの管理・実行環境のことです。Management Consoleの役割は5つあります。

  • ライセンス認証
  • 一元的にリポジトリを管理
  • ロボットの実行スケジュールの管理
  • エラー発生通知
  • 本番環境へのアップロード

RoboServer

ロボットの実行環境です。Management Console 内のスケジューラや、REST、SOAP、Java、.NET APIからの呼び出しをトリガーとしてロボットを実行させるソフトウェアです。

RoboServer Setting

データベースやログの設定、プロキシサーバやManagement Console アクセス時の ID/PW の設定、ライセンス情報やクライアント証明書の登録等を設定することができます。

以上の5つが「BasicRobo」を構成するソフトウェア群になります。その関係を図で表すと下記になります。

BasicRoboソフトウェアの関係性

1.Design Studioで作成したロボットはRobo Serverにアップロードされます。

2.Robo Serverにアップロードされたロボットは設定したデータの抽出先(WEBブラウザ、WEBアプリケーション、クラウド、エクセル等)に情報を取りにいきます。

3.ロボットは取得したデータをRobo Serverに持ち帰ります。

4.Management Consoleでロボットのスケジュール設定、または本番環境へのアップロード等を行います。

5.Management Consoleで設定した内容をRobo Serverに記録します。

以上が「BasicRobo」の関係図になります。今回は、「BasicRobo」の大まかな仕組みを理解していきました。次回は実際にロボを作成して、詳しい機能をみていきたいと思います!