「BasicRobo」の環境設定

今回はKapowKatalyst(※1)をインストールし、ロボットを動かすための環境設定をしていきましょう!

(※1)KapowKatalystとは各種ソリューションの組み合わせにより、業務の自動化を実現するサービスの総称を意味し、BasicRoboと同じ意味で使われております。

「BasicRobo」とはなんぞやという方は、RPAツール「BasicRobo」の仕組みをお読み下さい。

早速ですが、「BasicRobo」の環境設定を進めていきましょう!
今回は開発環境での環境設定を前提に進めます。

ソフトウェアのインストール

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ウィザードに沿ってインストールします。インストール時には特別な設定は必要ないので、デフォルトのままインストールしてください。

初期設定

スタートメニューから「Design Studio 10.x」を開き、Design Studioを起動します。

「Windoewsセキュリティの重要な警告画面」が表示される場合には、全てのチェックボックスをONにして「アクセスを許可する」をクリックします。【画像挿入予定】

※ 複数のネットワークでDesign Studioを使用する場合、チェックされていない環境での通信がWindows Firewallによって守られ、エラーが発生することを防ぐための設定です。

ライセンス設定

Design Studioが立ち上がると初回のみ「End User License Agreement」 画面が表示されます。内容をご確認の上「I AGREE」をクリックします。【画像挿入予定】

「Enter License Information」 ウィンドウが表示されたのち、事前に配布されたライセンス情報を画面に入力し、「OK」をクリックします。

下記の画面が表示されればインストール完了です。

以上が「BasicRobo」開発環境の設定となります。簡単ですよね?
細かい設定については、実際にロボットを作成しながら、学んでいきましょう!

RPAソフトウェア「BasicRobo」の仕組み

RPAに興味を持った、そこのあなた。しかし、ネットで情報を探してもなかなか情報が落ちていない。その悩みを解消すべく、
巷で噂のRPAソフトウェア「BasicRobo」の仕組みを紹介していきます。

「BasicRobo」とは

そもそも「BasicRobo」とは一体何者なのでしょう?
「BasicRobo」とは人間が行うデスクトップ画面上の操作を特定のルールに基づいて、自動化させるツールの事を指します。

「BasicRobo」の仕組み

BasicRoboは大きく分けて5つのソフトウェアで構成されてます。

  1. Design Studio
  2. Development Database
  3. Management Console
  4. RoboServer
  5. RoboServer Setting

Design Studio


Design Studioとはロボットを作成するための統合開発環境です。ロボットの作成にかかわる全てのことはDesign Studioで実施することができます。Design Studioの機能は大きく分けて、3つあります。

  • ロボットの作成
  • Typeの作成
  • ロボットのデバック

ロボットの作成

Step

Typeの作成


Typeとはプロセスの実行に必要なデータ項目の事を指します。例えば、Yahooオークションで商品を自動登録するロボットを作成する場合はログイン情報、商品情報(商品名、日付、商品説明)が必要となります。このデータ項目をTypeと呼び、それをDesign Studio内でTypeを作成することができます。また、Type内にAttributeという属性を追加することにより、ロボットがデータの抽出・出力をすることが可能となります。

Attribute


Attributeとはロボットの入出力時に必要とする、データの受け皿をつくるものになります。例えば、Yahooオークションで出品するアイテムの属性は「Short Text」、金額は「Number」というようにロボットがどのようなデータであるかを判断するための材料となります。

ロボットのデバック


作成したロボットの動作確認を行い、バグ・欠陥を洗い出す機能になります。以上の4つがDesign Studioの機能となります。

Development Database

Development Databaseとはロボットが取得した情報を一時的に格納する場所の事を指します。Design Studioとは異なり、コンソール上での操作となります。

Management Console

ロボットの管理・実行環境のことです。Management Consoleの役割は5つあります。

  • ライセンス認証
  • 一元的にリポジトリを管理
  • ロボットの実行スケジュールの管理
  • エラー発生通知
  • 本番環境へのアップロード

RoboServer

ロボットの実行環境です。Management Console 内のスケジューラや、REST、SOAP、Java、.NET APIからの呼び出しをトリガーとしてロボットを実行させるソフトウェアです。

RoboServer Setting

データベースやログの設定、プロキシサーバやManagement Console アクセス時の ID/PW の設定、ライセンス情報やクライアント証明書の登録等を設定することができます。

以上の5つが「BasicRobo」を構成するソフトウェア群になります。その関係を図で表すと下記になります。

BasicRoboソフトウェアの関係性

1.Design Studioで作成したロボットはRobo Serverにアップロードされます。

2.Robo Serverにアップロードされたロボットは設定したデータの抽出先(WEBブラウザ、WEBアプリケーション、クラウド、エクセル等)に情報を取りにいきます。

3.ロボットは取得したデータをRobo Serverに持ち帰ります。

4.Management Consoleでロボットのスケジュール設定、または本番環境へのアップロード等を行います。

5.Management Consoleで設定した内容をRobo Serverに記録します。

以上が「BasicRobo」の関係図になります。今回は、「BasicRobo」の大まかな仕組みを理解していきました。次回は実際にロボを作成して、詳しい機能をみていきたいと思います!